2012年5月27日日曜日

野菜づくり体験ファームスタート

昨年度までモニター体験として実施してきた「野菜づくり体験」。今年度よりいよいよ本格的に始動です。今年度は、「野菜づくり体験ファーム」という愛称で、栽培~加工、越冬まで楽しむ「食農体験」として1年間野菜づくりをしていきます!

体験内容は、全9回のプログラムがあり、自分で管理する「わたしの区画(自主管理農園)」と、みんなで管理栽培する「共同管理農園」の2つの区画を植え付けから管理栽培までしていきます。

今年の自主管理農園は、「とうきび」「じゃがいも」「大豆」を参加者自身が責任をもって管理していきます。共同管理農園では「とまと」「ピーマン」「ナス」「ニンジン」「ダイコン」「キュウリ」「カボチャ」など10数種類の野菜をみんなでつくっていきます!

今年は、定員10組のところ、11組24名のみなさんが応募していただき、5/27(日)に第1回目を開催しました。


植え付け後みんなで集合写真

第1回目は、植え付け作業です。自主管理農園の、とうきび、じゃがいも、大豆を植えたあと、クジ引きで作業班を分けて、共同管理農園区画のトマトやナス、ピーマン、キュウリなどの植え付けを行いました。

じゃがいも植え付け

とうきびの種まき

共同管理農園でトマトやキュウリの苗の植え付け、ニンジンなどの種まき

収穫がイチバン楽しみですが、収穫までの管理作業がイチバン大切になってきます。これからは草との戦いが待っています!そんな「野菜づくり体験ファーム」は今後以下のような日程で行なっていく予定です。

<野菜づくり体験ファーム実施日程(全9回)>
第1回:5/27(日)植え付け作業
第2回:6/24(日)草管理、野菜の生育管理
第3回:7/22(日)草管理、野菜の生育管理
第4回:8/19(日)収穫祭
第5回:9/9(日)完全収穫・畑の片付け
第6回:9/30(日)調理体験
第7回:10/21(日)豆腐づくり、カボチャランタンづくり
第8回:12/9(日)越冬野菜づくり(雪中埋け)
第9回:H25/3/24(日)越冬野菜の掘り出し
※体験活動時間は9:00~11:00

2012年5月26日土曜日

小さくても輝く自治体フォーラムin東川町

小規模自治体の魅力を高め、交流するとともに小規模自治体の存在意義を全国民にアピールしていくことを目的に、2003年2月に長野県栄村で開催して以来、恒常的に活動する会員組織の「小さくても輝く自治たフォーラム」。今年は、東川町で開催ということで、23都道府県から300名近い自治体関係者が東川町へ集まった。

アグリテックでは、地産地消の推進事業として、設立当初より、地域の食資源の発掘や食のイベント等をおこなってきたこともあり、役場の担当者より、「写真のまちレストラン」として、地域の特産品や料理等をコーディネートして交流会の仕切りをお願いしたいとの依頼があった。

まず300人近い人数というのに圧倒され、会場は改善センターのホールで入り切るかの問題もあったが、立食形式のバイキング方式でおこなうことにした。

しかし、あいにく東川町では春の大きなイベント「暮らし楽しくフェスティバル」がキトウシ森林公園であり、お願いしたい店舗のみなさんも、そちらに出品の予定があり、調整が難航したが、なんとか、町内の飲食店等の協力にこぎつけ、当日を迎えることができた。

交流会の様子
当日は、300人近くの人なのでウェルカムドリンクで乾杯をしてからの食事の予定だったが、ひとりが口にしてしまうともう静止できず、交流会開始間もなく、空いてしまったお皿が目立った。結局、バタバタとして出品料理の写真を撮るひまもなかったが、「写真のまちレストラン」としてまずまず好評を得たと思う。出品してくださった店舗のみなさまありがとうございました。


2012年5月18日金曜日

君の椅子2012年モデル完成

旭川大学の磯田ゼミから誕生した「君の椅子プロジェクト」も今年で7年目を迎えます。今年のモデルが完成しました。

2012年モデル(デザイン:出光晋、制作:服部勇二)

アグリテックでは、初年度より関わり、椅子の刻印を担当していますが、工房で作成された椅子を預り、生まれた子どもたちの名前とロゴを刻印し、東川町をはじめ、愛別町、剣淵町、そして一般の希望者(君の椅子倶楽部会員)に、最終的に納品しています。

椅子を預り、刻印して完成した椅子を納品するまでをおこなっているので、ある意味、裏の事務局のような感じでみなさんに椅子をお届けしています。

椅子の完成と同時に、椅子に刻印する今年のロゴデザインも出来上がり、以下のような感じで椅子に刻印されます。今年も多くの子どもたちの手に渡っていけばと思います。

・・・君の居場所はここにある。

今年の刻印デザイン(サンプル)



さて、今年のモデル発表会&贈呈式が以下の日程で行われます。
みなさんも今年のモデルを見てみませんか?


★「君の椅子2012」モデル発表会

日 時 平成24年5月25日(金)午後2:00~
場 所 北海道立旭川美術館
     (旭川市常磐公園内 TEL.0166-25-2577)
問合せ
旭川大学事務局庶務課(担当:幡 司)
TEL.0166-48-3121(内線204)
FAX.0166-48-8718


詳しくは、君の椅子プロジェクトHP(こちら)にて。

2012年5月15日火曜日

お知らせです

連載中の月刊誌「北海道経済」6月号発売のお知らせ

旭川を中心とする道北地域の政治・経済・文化の話題を毎月発行している月間情報誌「北海道経済」。このたび、アグリテックの中田部長が1ページもらって4月号から連載をしています。

「大人のための田舎学のススメ」として「今、農村空間がおもしろい」というタイトルで、主に農村で起きている今を、グリーンツーリズムや体験観光の角度から連載しています。

そんな第3回目のタイトルは「農業体験の受入方法-その②
よく学校の先生が言う。「田植え体験(収穫体験)をさせてあげたい」。修学旅行は日程が決まっており、この日という日程で旅行に来る。しかし、農家さんおよび農村側にとってみれば、天気や気温をうかがったり、各作業の段取りがあったりして、必ずしもその日にみんなが田植えをできるとは限らない。むしろ、学校の都合で仕事の段取りを調整するのは極めて困難なのだ。つまり、ほんもののプロの農家さんのところで農業体験をするということは、その日そのときの作業を一緒に体験する。実はそこに意味がある。

・・・続きは、最寄りの書店、コンビニでご購入して読んでくださいね。

北海道経済6月号 好評発売中 
1冊 700円
北海道経済2012年6月号

2012年5月11日金曜日

農業体験の受入がはじまりました

修学旅行や研修旅行などといった教育旅行も、近年は体験型に代わってきています。とくに地域の自然や文化、歴史などに触れる体験学習を取り入れる学校が多く、その中で農業体験は人気のプログラムになっています。アグリテックでは、そのような受入に対応しようと上川管内の自治体、農業団体等と調整し、受入体制をつくってきました。

今年の第1弾の受入は、札幌の中学2年生の宿泊研修旅行での日帰りの半日農業体験です。40名ほどの1クラスの学校で、旭川市東旭川地区で受入を実施しました。1班あたり4名ほどに分班し、10軒の農家さんでそれぞれ体験。田植え前の時期で作業は限られますが、野菜の苗の準備や田植えの準備作業などを一緒に体験しました。

玉ねぎの苗の選別作業(@西嶋農園)

ハウス内でズッキーニの植え付け(@福嶋農園)

野菜苗の鉢上げ作業(@加藤農園)

ハウスピーマンの誘引ひも付け作業(@古屋農園)


それぞれの農家で、その日、そのときの作業をおこなう体験活動。各農家さんのところで作業内容は違いますが、それぞれ楽しく体験していました。あいにくこの日は、1桁の気温の日で、午後から小雨も降り、ハウスの中での作業などに急遽変更になった農家さんもありました。

これから修学旅行シーズンです。今年も多くの学校の受入を予定しています。