2013年3月16日土曜日

H24年度名寄市グリーンツーリズム学習会

先日、3/14に農業体験受入の協力団体である「名寄市グリーンツーリズム推進協議会」の総会と学習会に参加してきました。主に農業体験の受入を通した都市と農村交流活動をおこなっていく団体で、今年5年目を迎え設立当初より関わらせていただいてます。

今回総会のあとの学習会で「農家民泊の可能性~体験から農業理解へ~」としてお話しさせていただきました。

総会後の学習会。さきだって水間会長よりご挨拶。

毎年日帰りの教育旅行での受入のご協力をいただいてますが、近年、教育旅行の農業体験は農家民泊、いわゆる「ファームステイ」の需要が多くなってきており、名寄地区でもファームステイによる受入を模索していることころです。

それに先立って、名寄市では今年度総務省の「緑の分権改革」の採択を受け、特産のヒマワリやもち米に焦点をあて、各種取り組みを展開しています。その中でもち米をテーマとした事業では、名寄産もち米を使用する企業をターゲットに企業人研修の誘致を検討しており、市内のもち米生産農家での農村生活体験プログラムを次年度より検討しています。そこでファームステイ型の受入も考えているということで、農家民泊による受入の機運も高まっています。

生産者の思い、農家の思いを発信する場としての体験受入はもはや農家のもうひとつの仕事として認識されつつある中、現在道内で民泊を受入できる地域は限られており、ステイの受入で深い交流、コミュニケーションを図り、より農村、農業の理解につながっていけれるよう、農家民泊の受入の輪を広げていければと思います。