2012年10月23日火曜日

森林ウォーキングに参加してきました

先週の日曜日、NPO法人北海道森林療法研究会(旭川医大:住友和弘理事長)主催の森林ウォーキングにアグリテックの中田が参加してきました。


 この森林ウォーキングは同法人主催の定例シンポジウムのプログラムの一環で、2日にわたり実施された2日目のプログラムです。ちなみに1日目は森林療法等で地域活性化、健康増進を実践している先進地域の方々を招いての講演会等を実施し、2日目に東川町キトウシ森林公園にて、メディカルチェック、ストレス診断などを絡めた森林ウォーキングというプログラムで開催されました。

旭川医大の住友先生

ウォーキングの前にまずはメディカルチェックです。唾液アミラーゼ測定によるストレス診断、そして血圧の測定。



 わたしは血圧も安定、ストレス度は33でちょっとストレスがあるという診断。日々の仕事のせいか(^^;)。この数字は、森林ウォーキングをすることで、散策後は下がるとのことでいざ森の中へ。

ゆっくりと自分のペースで。
途中、木々について説明してもらったり。。。
森の中で上を見上げることもリフレッシュ効果にはいいとか。
で、見上げてみると空が木々で緑色に。これを「樹冠」というそうです。
森の香りや落ち葉のカサカサした音など、自分なりに五感で感じることもいいそうです。
散策の途中旭川盆地を一望できる場所があります。変化
に富んだ景色を見られる散策コースもまたいいそうです。
キトウシの森も紅葉はこれからという感じですが、1時間ほど散策しました。

と、いうわけで天気予報は雨でしたが、散策中は太陽さんが顔を出してくれていて、ゆっくり歩いたとはいえ、けっこう暑いくらいでした。


散策後に再度測定中。。。

 さて、結果はいかに。。。。

今回15名ほどの参加者でしたが、平均をとると血圧、ストレス度ともに全体で下がったという結果。しかし、個々でも見ると血圧が少し上がったり、ストレスが上がっていたり。両方とも上がったという人はいませんでしたが。このような現象は起こり得るといいます。

ストレスは数値で30未満がストレスなしという見識となっているが、最初に30未満の人は上がりやすいのだそうだ。上がる理由として、アクティビテイに活発に動いたり、また無意識に自分に合った森ではなかったとか、アップダウンの散策で逆にストレスに感じてしまったりするそうだ。

ちなみにわたしは、血圧は下がったが、ストレスが44に上がっていた。日々、運動してないので「散策」自体がストレスになってしまったのか。しかし、気分は爽快!リフレッシュしました。


・・・と、ここでお知らせです!

現在、住友先生監修のもと、大雪山エリアでの「森林浴で健康増進」を図るための検証調査事業の一環で、JTBさんとモニターツアーの開催を予定しています。散策プログラム内容はアグリテックでガイドさんたちと調整しながら行う予定で、主な行程が固まってきました。で、現在、先行予約を受付ていますので、ぜひ参加してみませんか?東川旭岳、美瑛白金、上川層雲峡で1泊2日のモニターツアーの予定です(※天候などにより森林散策コースなど変更になる場合もあります)。

モニターツアー参加者募集告知内容!(告知媒体:BEST!from北海道


【ツアーのお問合せ】
『大雪山麓の森で健康増進♪』モニターツアー事務局
株式会社JTB北海道 旭川支店
TEL:0166-24-2176(平日9:30~17:30)
メール:kitahokkaido@hkd.jtb.jp 担当:瀬川・鈴川